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声も聞こえぬ上の山でもさこそあるらめとて感じける。しかもこれを「心も及ばぬ声色にて、はたと上げて」謡ったので、観客は心を奪われた。「はたと上げて」は、一段と声を張り上げて、とも解釈できるし、上音（じょうおん）のような高い声で、とも解釈できるだろう。
彼の議論には、当時のアリストテレス主義の教科書（ハンドブック、特にザバレッラのものなど）に存在した議論との多くの共通点が見出されます。彼は自らの方法論の新しさを主張しますが、それはアリストテレス主義の伝統に由来したものでしたハーヴィが特に強調するのは「自らの目 proprii oculi」を使用するということです。これは手の使用を重視したヴェサリウスの立場に近いものと言えます。.
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