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もう無理である。無理無理無理、無理である。なにをしても無理、なにもしようがない、どうしようもない。軍部の命令で孤児院へ潜入捜査に向かった雷真と小紫はそこで犬型の自動人形ヨミと出会う。ヨミの案内で孤児院で行われているおぞましい研究を知った雷真は怒りを覚える。そして夜会が始まって、というお話駆け足だなぁというのが率直な感想でございまして、成果のためなら人体実験も厭わないという「人のおぞましさ」をもう少し丁寧に描いて頂きたかったですし、フレイの代わりに雷真と戦う決意をしたロキのお話も同様だったでしょうかこういった心理描写と申しますか内面描写がきちんと描かれるからこそ、その後の戦いの意味や重みが増すのですから絶対必要だと考えるのですけど、その辺を詳細に描く時間的余裕がないのが残念でなりません戦闘中に自動人形が傷つく事を恐れてしまい集中できない雷真がピンチに陥ってしまいましたが、そういう事は戦闘前に片付けておけ(笑)。.
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